こんにちは。
杉山です。
9月の自主瞑想会、久々の開催でしたが、ご参加くださった皆様ありがとうございました。
久しぶりにお会いできた方もいらして、ご卒業後のお話をいろいろお聞きでき、
大変濃密で充実した時間を過ごすことができました。
私自身が印象的だったのは、以下の2つの出来事でした。
1つは、同じ出来事(現実)を体験しても、人によって解釈や受け止め方が全く異なったとうこと。
瞑想中に大きな音が突然聞こえるということがありました。
その時に体験したことをみんなでシェアしたのですが、
「○○の音だ」と確信した、さらにそこから連想が始まった、
音は聞こえていたけれどまったく気に留めなかった、
すごくびっくりして体中に緊張が走った、
何の音か気になって思わず目を開けてしまった、などなど…。
本当に全然違う体験のように語られ、とても盛り上がりました。
いかに私たちが解釈の中で生きているか
そして、その解釈は現実とはまったく異なる世界であるのか、思い知らされます。
もう1つは、楽しい出来事も追い求めることが良いとは限らない、ということ。
マインドフルネスや瞑想をしていて気づきを得ることが「楽しい」という話の流れのなかでこんな話をしました。
そもそも、この「楽しい」という体験そのものが、マインドフルネスを知る以前には
何か新しい刺激を取り込むことや、明確な喜びを手に入れることだと思っていたけれど
(例えば新しいものを買ったり、旅行に出かけたり、明確に嬉しい出来事があったり…)
人生をそのような「楽しさ」で満たそうとすると、
1つのものが手に入っても、さらに次のものが欲しくなってしまったり、
この「楽しさ」も永遠には続かず必ず消えていくものなので、せっかく手に入れても
その楽しさが失われていくことにばかり目が向いて、楽しめなかったり…
そういう経験ってあるなぁ、と話し合いました。
そうしたところ、「呼吸と同じですね。吸う息ばかりでは苦しいですものね」と
とっても素敵なコメントをして頂きました。本当にその通りですね。
自主瞑想会は10月も開催されます!
久しぶりで、参加しようかどうか迷ってしまっている方、
卒業後、なんとなくマインドフルネスから遠ざかってしまっている方
そんな方こそ、ぜひこの自主瞑想会に参加してみて下さい。
途中からの参加や、途中退室、当日の飛び入りも歓迎しております。
あ、そうそう!
この自主瞑想会ですが、11月から3月までの間、グループ療法が開催されている期間中は
土曜の夕方に会場をお借りできなくなってしまうので、
土曜瞑想会を実施することが難しいのです。
それで、火曜の夜の瞑想会を企画したのですが、あまり人気がなく悲しんでおります。
これまであまりに不定期でしたので、なんとか定期的に開催できればと思っていますが
皆さんはどういう形でしたら参加しやすいでしょうか?
・平日のお昼間の方が参加しやすい。
・他の場所でも、日曜なら参加しやすい。
・平日のもっと夜遅い時間なら参加できる。
・定期的じゃなくても、1日のリトリートを月に1回くらいやってほしい。
などなど、もしよろしければコメント欄にご意見を頂戴できましたら
企画を考えさせていただきます。
よろしくお願いします!
先生、皆さんこんにちは。
自主瞑想会、参加したいですが平日の昼間だと参加しやすいので是非お願いしたいです。
不安が湧いてきて3分間呼吸空間法をしたりしていますが、強い不安に圧倒されてしまい、対処法というか付き合い方を教えていただきたいです。
よろしくお願いいたします。