こんにちは。杉山です。
最近改めて認識したことですが、私は結構「根に持つ」ことが多いことに気づきました。
忘れっぽいところがあって困るくらいなので「根に持つ」ようなタイプではないと思っていたのですが、どうやら違いました。
何年も前に言われた小さな一言を未だに思い返したり、一度だけでも失礼な態度をとられようものなら、そのあと会うときに表面はにっこりしていても心の中では「でも、あの時こんな態度だったしな…」と思っていたり…。
そんな恐ろしいパターンが自分の中にあって、最近しょっちゅうそこに突き当たっています。
今日は少しだけ時間があったので、その中でも最近特に私を悩ませている出来事に少し時間を割いて向き合ってみました。
大好きなお友達に1回だけ喧嘩したときに傷つくことを言われた出来事で、ちゃんと和解したはずなのに、未だに相手を心の中で時々責めているのです。
ひとりきりで家にいると、架空の相手に向かって滔々と議論する独り言を言っていたり…(すみません、すごく怖いですよね…)。
まずはその場面を思い出して自分がどんな体験をするか試してみました。
胸がもやもやして、息が止まるような感じ、言いたいことがあるんだけど、喉の奥でそれが詰まってしまって出てこない、そこで空気も血液も全部止まって、頭がカーッと熱くなるような、そんな感じでした。
不満、納得がいかない、いやだ、そんな感情です。
思考を書き出してみるととてもたくさん出てきました。最後に出てきたのはこんなの。
・私はこんなにこんなに傷ついて悲しい。あなたは私をこんなに傷つける権利はないはず。
・私は間違ってなんかいない。あなたが間違っている。間違いを認めてほしい。
どうやら、「私は間違っていない」って言いたかったのに言えなかったから苦しくて、未だにそれを何とか解消しようともがいていたみたいです。
でも私、彼女のこと大好きなのは、私と全然違う価値観を持っているからだったことも思い出しました。どちらかが「正しい」ということじゃなくて、「正しい」と思うことが違っていることが楽しい、そういう関係だったなぁ、と。
そこに気が付いたら少し気持ちが楽になりました。
さっきまであった息苦しさも少し和らいでいるような感じです。頭はまだ熱いけれど。
果たしてこれで、本当に私の執着は手放されて、「根に持つ」私のパターンが少しは変化したのかはわかりませんが、「気づく」というただそれだけのことでも体験が変わることを改めて感じました。
みなさんも、日々の気づきがあれば、ぜひここでシェアしてみてください!
こんにちは。
よろしくお願いします。
ネガティブな感情を敢えてじっくり観察されたんですね。
とても勇気のいることだと思いました。
私もこれまでに何度かネガティブな感情に向き合ってみましたが、気付きを得られることもあれば、思いっきり飲み込まれて数日引きずることもあったりして、観察するタイミングをはかるのが難しいです。
でも以前よりネガティブ思考を毛嫌いすることは少なくなりました。
風邪をひいて喉が痛くなったり熱が出たりするのと同じで、
自分の心の奥の方が自分を守ろうとしている反応なのかな、と感じています。