定員に達したため、募集を締め切らせていただきました。
多数のご応募をありがとうございました。
MBSRとは?
MBSRコースの中で取り扱われることは以下の通りです:
◆ 繰り返されてきた習慣によりパターン化した思考や感情、身体の反応とのかかわり方を学びます。
◆ ストレスを感じた時の体験、それらとの向き合い方について話し合います。
◆ 瞑想を始めとしたさまざまなエクササイズを実践し、トレーニングの方法を実践します。
◆ 実際に日々の生活の中でトレーニングを実行するためのホームワークが出ます(1日45分程度、週に6日以上)。
◆ グループのメンバーと、その日の練習や日々の中で体験したことを共有したり、話し合ったりします
(全てを無理に話す必要はありませんが、話し合うこと自体に抵抗がある場合は、ご参加をお勧めできません)。
※本コースのMBSRを受講することで、MBSR講師を目指す方にとって「MBSRを1回以上受講する」という要件を満たします。
MBSRとは、Mindfulness-based stress reduction、マインドフルネスストレス低減法とよばれ、全8週間+1日のリトリートを含めたマインドフルネスを集中的に練習し学ぶためのプログラムです。
MBSRは、アメリカのマサチューセッツ大学のジョン・カバットジン博士らによって、ストレスや慢性的な痛み、感情などの問題を抱える方向けに開発されました。現在では、世界中にマインドフルネスの標準的なトレーニング方法として広まっており、人生をより豊かなものにするための方法の1つとして知られています。

参加要件
□ 満18歳以上65歳以下の方
□ 症状が重篤でない方
□ 発達障害、双極性障害、パーソナリティ障害、強迫性障害、PTSD、統合失調症、アルコール・薬物依存症の診断を受けていない方
□ 治療中の場合には、主治医の先生の許可をお取りいただいた方
(主治医の先生の同意書はこちらをダウンロードしてお使いいただくか、診断書などをご持参下さい。)
□ 原則、1Day practiceを含めた全日程に参加できること
(やむを得ない場合を除き、3回以上お休みする可能性がある場合は、次の日程への参加をお勧めします)
□ 1日40~60分の練習を週に6日以上取り組むことへの意欲があること
□ 新型コロナウィルス感染拡大防止のための対策に協力して頂けること
□ 秘密(グループ内で話し合われたこと)を守ること
□ マインドフルネスの原則は、セルフケアであることを理解していること
(安全性に考慮して進めますが、自己責任の範囲で、無理をしないで参加ください。万が一、セッション中に調子を崩すことがあれば、すぐにスタッフに相談してください。)
□ セッションのためにお配りする資料や自宅で練習するためのガイド音源などは、参加者自身の練習のためだけに用いるようにし、譲渡・転売・インターネット上にアップロードする等の行為をしないこと
※ 参加要件を満たしているか迷う場合には、事前面談にてご相談いただくことができます。
プログラム日程
毎週土曜 16:00~18:30 / 全8回 + 1Day Practice
※ 原則、新型コロナウィルス感染対策を万全に行った上で、新座すずのきクリニックにて対面にて実施します。
祝日や日曜も含まれておりますため、事前にご確認をお願いします。
0
事前面談
オンライン(40分程度)
こちらのフォームよりお申し込みください。面接時間を短縮するため、お申し込み時にある程度の情報の記入が必要です(所要時間30~40分程度)。
お申込みいただいた内容をもとに、Zoomを用いたオンライン形式で個別の面談を行います。スマフォ、PCから参加いただけます。1週間程度で、参加の可否についてご連絡します。
1
2023年1月21日(土)
マインドフルネスとは何か
マインドフルネスやMBSRクラスの概観を理解します。また、食べる練習やボディスキャンなどの練習を通して、今この瞬間の体験に気づく方法を学びます。
2
2023年1月28日(土)
世界と自分をどのように見ているか
出来事それ自身ではなく、それをどのような目線で見るかによって反応が異なることについて学びます。自分自身も含めた世界との新たな関わり方について、ボディスキャンや呼吸瞑想を通して学びます。
3
2023年2月4日(土)
身体に戻ってくる
今この瞬間とつながり、自分自身をそのまま受け入れるための場所としての身体に注意を向ける方法を学びます。日々の生活や身体の動きの中で気づきと受容を実現するための練習を行います。
4
2023年2月11日(土・祝)
ストレスとは何か
これまでの取り組みを振り返り、ストレスを受けた時の知覚、思考、感情、身体の様子、そして直後の結果だけでなくさらにその先に何が起きるかを学び、話し合います。
5
2023年2月18日(土)
自動反応かマインドフルか
ストレスを受けた時にパターン化された反応をただ繰り返すのではなく、マインドフルにかかわるにはどのような工夫ができるかについて話し合い、日々の生活の中で実践を通して学びます。
6
2023年2月25日(土)
マインドフル・コミュニケーション
人との関わりの中でマインドフルでいるために何ができるか話し合い、その練習を行います。自分のコミュニケーションスタイルを振り返り、新たな関わり方の探求を始めます。
6.5
2023年3月5日(日)
1Day Practice
グループのメンバーと一緒に、1日の間、6時間程度をマインドフルネスの練習のためだけに使います。様々な練習を集中的に行い、ここまで学んできたことをさらに深めていきます。
7
2023年3月11日(土)
自分を大切にする
日々の生活の中で、どのようにマインドフルでいられるかを考えます。ストレスを受けたときに、その体験に十分に気づき、マインドフルにかかわるためにできることを話し合います。
8
2023年3月18日(土)
過去を振り返り、未来に向かう
ここまでのクラスでの取り組みを振り返り、もう一度ボディスキャンの練習を通して、今この瞬間の体験に気づき受容する態度を確かめます。新しい体験との関わり方を手に、自分の人生を始めていきます。
9
事後面談
オンライン(40分程度)
MBSRクラスに参加してみてどうであったか、困ったことはないか、自身の体験の振り返りやクラスが終わった後の生活、そしてインストラクターの評価について、Zoomを用いたオンライン形式で個別の面談を行います。
参加費用
全8回 + 1Day practice :¥60,000(税抜) ¥66,000(税込)
¥48,000(税抜) ¥52,800(税込)
事前面談には費用はかかりません。回ごとのお支払いはできません。
グループ開始後は、中断した場合でもご返金致しかねます事あらかじめご了承ください。
* 現在、講師がトレーニング中であるためお値引きしております。過去に、当センターが主催したマインドフルネス・グループ療法に最後まで参加された経験のある方は、さらに10,000円のお値引きを致します。
講師紹介

杉山 風輝子
臨床心理士・公認心理師・MBSR講師(in Training)
早稲田大学人間科学研究科臨床心理学領域 博士後期課程 指導課程修了
臨床心理士・公認心理師として、新座すずのきクリニックにてAcceptance and commitment therapyやマインドフルネスを中心とした認知行動療法を担当。
2016年より、マインドフルネス療法研究センターにてマインドフルネス・グループ療法のメインインストラクターを担当。100名以上の方にマインドフルネスを指導した経験を持ちます。
2019年には、全米ヨガアライアンス認定200時間を取得。
2021年より、International mindfulness center Japanにて、MBSR講師養成コースを受講し、240時間のトレーニングのうち216時間を終了しました。
新型コロナウィルス感染対策について







□ 病院内では、マスクの着用をお願いします
□ 入室時の手指消毒にご協力をお願いします
□ 咳・怠惰感・呼吸困難・味覚嗅覚障害がある場合、37.5度以上もしくは平熱より1度以上高く寒気がある場合は参加不可と
なります
□ 入室時の検温にご協力をお願いします
□ 広い部屋を用いますが、定期的に換気を行います。必要な方は毛布や上着などをお持ちください
□ 通常より、定員を少なく設定しております(4〜8名程度)こと、あらかじめご承知おきください
□ ヨガマットや坐布、椅子、バインダー等は貸し出しを行います。1回ごとに全て消毒作業を行っております。
よくあるお問合せ
Q. オンラインでの参加は可能ですか?
A. 今回のコースは原則対面にて行い、オンラインでのご参加はできません。今後、オンラインにて同内容を行うことも計画しておりますため、今しばらくお待ちください。
Q. やむを得ず欠席した場合はどうなりますか?
A. コースの性質上、他の参加者の方と話し合ったり実践を行うことが中心となるため、補講を用意することが難しいです。しかし、欠席した回で用いた資料や内容については、後日、共有し、個別の質問や相談に応じる時間を別途取ることは可能です。
Q. 持ち物はありますか?
A. 初回のセッションと1Day Practiceの際に、ご自身が食べるものを持参して頂くことがあります。詳細については、事前面談にてご案内します。その他には、通常のセッション内で使用するものは全てこちらでもご用意いたします。ご自身がご自身をケアしたりサポートするために必要なもの(例えば、動きやすい服装、クッション、毛布など)があれば、ご自由にお持ち込み下さい。
Q. 事前面談や事後面談はオンライン形式ですが、PCの操作に自信がありません。
A. 事前面談や事後面談は、原則的にはオンライン形式で実施しますが、希望される方は新座すずのきクリニックにお越しいただき、対面にて実施することも可能です。事前面談の申し込みフォームよりその旨、ご相談ください。
Q. 過去に行っていたマインドフルネス・グループ療法とは何が違いますか?
A. マインドフルネスという心の使い方を学ぶという点では、大きな差はありませんが、MBSRは広くストレス一般について取り扱い、世界的にもマインドフルネスを学ぶにあたり標準的なプログラムの1つとして知られています。
当センターでは、これまでマインドフルネスの効果や手法についてのプログラム研究を目的としたグループ療法を行なってきました(詳細な研究結果については、Studyページをご覧ください)。研究を目的としていたことから、安価に提供させて頂いておりましたが、その分、参加される方や取り扱う内容を研究に即したものに限定せざるを得ない限界点がありました。今後は、研究に即したプログラムに限定せず、マインドフルネスに関する様々なコースを提供できればと考えています。今回のMBSRコースはそのうちの1つとなります。
Q. 健康である場合には、受講できませんか?参加できない疾患があるのはなぜですか?
A. MBSRは疾患の有無に関わらず、ストレスとの向き合い方に悩むすべての方を対象としています。しかし、グループで進めること、その中心となる考え方が”セルフケア”であることなどから、練習方法によっては症状が悪化する恐れのあることが報告されている疾患については、安全性を守るために参加要件から外させていただきました。新座すずのきクリニックでは、個別のカウンセリングも行っておりますので、MBSRコースの参加対象外となる疾患でお悩みの方は、まずは主治医の先生と治療方針について話し合っていただき、個別のカウンセリングへのお申し込みもご検討頂ければと思います。
事前面談申込
事前面談は原則Zoomを用いたオンライン形式にて実施予定です。PC、スマフォから参加いただけます。
事前面談はおよそ40分〜60分程度を見込んでおります。平日、土曜の9時〜19時の中でできるだけ幅広く候補をご記入ください。申し込み順にご案内いたします。募集は、定員に達し次第、締め切ります。
対面での実施を希望される方は、日時が限定的となりますがご案内可能です。